私は、ある大学の研究室に研究生として、在学しています。
どこの大学も同じだと思いますが、色々な動物を実験材料として飼っています。
その動物たちはみな人間のために実験台にされ、数知れない動物たちが死んでいきます。

私の研究室にも約200匹ほど実験動物がいます。
今の時期は動物たちの出産ラッシュで、実験で体がボロボロになっているのに子供を出産し育てていますが、この産まれてきた子も実験材料になります。
例えば、和歌山で起きた保険殺人事件で使われた砒素は、お腹にいる子供にどんな影響を及ぼすか、
ラビットを使って砒素を注入し、お腹にいるラビットの成長と、出産した後に子ラビットは砒素が体内に入っているか、
入っていればどんな病気になりやすいか、成長ホルモンに影響はないか、など色々観察していきます。
また、砒素を体内で中和させ、どうなるかを観察していきます。
大概の動物は実験途中で、中毒死したり病気を引き起こし、薬づけになって死んでいきます。
そして死んだ動物は、焼却され、捨てられます。
実験で研究室に泊り込んだ時の話です。
その時の実験については申し上げられませんが、二人の研究生と助教授が参加していました。

マウスに投与していた薬の結果がなかなか出ず、あきらめかけていた時です。
ガサゴソガサゴソと、動物が動いている音がしました。
実験マウスがなにかしているのだと気にもとめていませんでしたが、段々音が大きくなり、私達を囲んでいるような気がしていました。
「変だなぁー。ここには10匹ほどのマウスしか居ないのに、何百匹もいるような気配がする……気のせいだな……」
と最初に助教授がいい始めました。
「私も、たぶん気のせいだと思いますが、かなりの数の動物がいるような……」そんな事をその場に居た人と話ていました。
「イッイタタタタ。何かが足を噛んだ!」
「イッターイ!」
「きゃぁー!」
私達は、何かに体のあちこちを噛まれ、実験室を飛び出しました。
噛まれた場所を見て、びっくりしました。数えてみると、全員で134ヶ所も噛まれていました。
これだけ噛まれているのに、誰も動物の姿を確認していません。
その日、誰も研究室へ戻る気になれず、大学の前にあるファミレスで朝を迎えました。
午前九時半、交代の学生が登校してくるため、私達は渋々研究室へ戻りました。
「なに!」
「これはいったい!」
研究室に戻ったわたしたちは、驚きの声をあげました。ねずみと思われる足跡や、ウサギの足跡、サルやとり、
色んな動物の足跡が所狭しと、どす黒い血のようなので付けられていました。
そのどす黒い物は検査の結果、やはり動物の血で、かなり時間が経っていました。
これは、実験動物のたたりでしょうか。


引用元http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1287092370/