小学生の時に体験した怖い話を投稿させていただきます。
文章力に自信が有りませんが実体験で、かなり印象に残った出来事ですので思い切って書かせて頂きます。

小学生の時、子供会のイベントで山登りをする機会が有りました。
山登りといっても山道を歩いて山頂まで行き、山頂でお弁当を食べるというだけなんですが・・・
参加者は子供と引率の親含めて20人ぐらいいたと思います。私の父も参加していました。
山登りを開始してしばらくすると、ペースの速いグループと遅いグループの2グループに自然に分かれていました。
私は遅いグループで、父と仲のいい友達何人かとダラダラと山を登っていました。
先を歩いていたペースの速いグループとは結構差が開き、曲がりくねった山道の為姿が見えなくなっていました。

説明しにくいんですが、山の斜面を横切るように歩いている時でした。
下の方からガラガラガラ~という音が聞こえてきました、ふと下を見ると少し前に歩いてきた道をリヤカーがひとりでに結構なスピードで駆け上がってきます。
あっと思って父に声を掛けようとしましたが、すでに皆も気づいたらしくひとりでに山道を駆け上がっていくリヤカーを茫然と見ていました。
このままじゃ追いつかれるやん!と思っていると父が皆に「ちょっと脇に寄ろうか」と言って皆を道の脇に誘導しました。
父の他にも私のグループには大人が居ましたが、状況が良く掴めていないのか「あれなんや?」と呟いてリヤカーが来る方を見ていました。
リヤカーはカーブに差し掛かり一度見えなくなりましたが、カーブを曲がりおえ、斜面を登って来たリヤカーは道の脇で気を付けをしている私たちの前をスピードを落とすことなく駆け上がっていきました。
良くホームレスの方などが引いているタイヤが二つ付いたリヤカーが誰に引かれるわけでもなく一人でに動いていました。
暫くすると、上の方から「キャー」という悲鳴が聞こえました。先に行っていたグループもリヤカーを目撃したみたいでした。
山の中とはいえ、真昼間で木もそこまで生い茂っているわけでは無く陽が差し込んで熱いぐらいの状況で、一人でに動くリヤカーを見た僕は怖いというよりも気味が悪いという感じでした。
暫くして先に行っていたグループが慌てて降りてきたのを見て、僕たちのグループも我に返って慌てて山を下りました。

山登りに参加していた同級生のお母さんなんかは山を下りたとたん腰が抜けたのかへたり込んでしまいました。
他の子達も凄いもの見たと興奮している子や泣いている子等反応は様々でした。
父や友達のお父さんにあれはなんだったのか聞いても首をかしげるばかりでした。
しかた無いのでその日は学校のグラウンドで山頂で食べるはずだったお弁当を食べました。
学校にいた先生が私たちが予定よりも早く帰ってきたので心配して出てきましたが、引率の大人の誰もが山で起こった事を説明できず困っていました。


以上、私が小学生の時に体験した話です。目撃者が多く、お化けや妖怪を見たわけでは無いのですが不気味な体験でした。今でも父や友人とあれはなんだったのかと話題になります。


投稿者:パキラ