これは本当にあった出来事です。

私と私の友人(A)は、同じ美術部の仲間です。
2人とも霊感などは無かったのですが、とても不気味な体験をしました。

その日は、休日にも関わらず部活がありました。
2人は学校から少し遠かった為もあり、部活開始時間の40分くらい前に家を出ました。
そして着いた時は開始時間の20分くらい前でした。
部室(美術室)に着いたのですが、まだ誰も居ないのか鍵は閉まっていました。
その時、部室を覗いたのですが、影が見えました。でも、見間違いだろうと、気にしない事にしました。

その1~2分後くらいに、水道の方へゴミを捨てに行きました。
前を向きながら歩いていたのですが、「あ、Aわざわざついて来てるのか。」と思いました。
ゴミを捨て、パッと後ろを振り返りました。すると、後ろにAは居ませんでした。「えっ?」と思いながらも、Aの元へと行きました。(Aは、一番奥の壁に居ました。)

「今、ついて来てなかった?」
「え?いや?何が?」
「え、あぁそうだった?」
「うん…?」

その時、私は悍ましい物を目にしました。
部室に、女の人が居たのです。

「はっ??」って思いながらも、なぜか見入ってしまいました。
その女の人は、黒板を向きながら口を動かしていました。
何かに話しかけているようにも見えました。
じっと見つめていると、Aが私の異変に気付いたらしく、
「どうしたの?」と、話しかけて来ました。
「ううん、何でもない。」とAにいい、また部室へと目を向けました。が、そこには何も居ませんでした。


その翌日、また部活がありAと学校へと向かいました。
昨日あんな事があったものですから、20分前に出てギリギリの時間に着きました。
  細かい説明なのですが、私達の学校は美術室の隣に準備室があり、美術室と準備室は繋がっています。

作業をしていると、準備室から何者かの視線を感じるのです。
私がしきりに準備室を見ていると、Aが
「なんかいる?」と聞いて来ました。
昨日の事はAに話していませんでした。Aどころか、他の友人や家族にさえ、話していませんでした。
「えっ?」と言うと、Aは
「何でもないよ」と言いました。
Aには、勿論霊感はないはずです。

それから10分後の休憩時間の時、飲み物を飲んでいると、やはりあの視線を感じました。
パッと視線を感じる方へ目を移しました。すると、その時全く同じタイミングで準備室をAが、見つめ始めました。
「やっぱ、なんかいるよね…?」とAが、言い始めました。
私は、今まであった出来事をAに全て話しました。
それと同様に、Aも話してくれました。

驚くべき事に、Aは私と全く同じ体験をしていました。
その時まで幻覚で通していた何かが壊れた気がしました。

その時を境に、私達は見える体質になってしまったようで、今でも美術室に、何かがいます。その何かとは、日によっても変わるし、いないときはいないし、いるときはいると言うように決まった事は、何もありません。でも、私とAは恐らく同じ物を目にしていると思います。

美術部の人は、気をつけてください。噂によると、芸術関係、音楽関係に関わっているものは、霊を見やすい・とり憑かれやすいそうなので。


完結した話でなく、ごめんなさい。また何かお話が、あれば投稿したいです。


投稿者:高林 華恋