これは10代の頃の彼氏にまつわる話です。

人を傷つけることの
本当の恐ろしさを知った出来事でした。


Bは自分のことばかり考えている人でした。
自分の言動でもし誰かを傷つけたとしても気にもとめていませんでした。

もちろん良いところもありましたが、いつかこの人には何かが帰ってくるだろうなーと私は思っていました。



私の恩人のおじいさんが言っていたのです。
言葉を大切にしなさい。
言葉は言霊〈コトダマ〉になるんだよ。
覚えておくんだよ
人を傷つけてはいけないよ
それは自分に返ってくるのだから
生まれた時から悪い人はこの世にはいないんだよ。
だから人に優しくありなさい

と言っていました。
小さい私にはむずかしかったですけど、忘れてはいません


Bにあった日の事です
Bの右側に黒いもやもやしたものが見えた気がしました。


それは会うたびに少しずつ変化していきました


どんどん変化していってとうとうマニキュアを塗った女の人の手になりました。

どうもそれは死者の手ではなさそうで

生きている人な気がしていました。


でも伝えにくいしなぁとか色々悩んでいると時々女の人がBの右側に絡みついている時があり

さすがにやばいと思ったのでBに言いました


私「言いにくいねんけど、最近右側に女の人がくっついててそれは生き霊やと思うからなんとかしないと大変な事になるよ」


B「は?お前意味わからん!気持ち悪いな!マジきもい」と言い出て行きました


まぁ、この力のせいで幼い頃に気持ち悪いなんて言われ慣れている私なので気にもとめませんでした。


そして次の日知らない番号から電話がありました。

相手は


Bでした。


電話の内容は
昨日あの後車で事故に遭い両足右手を骨折し入院していて今はお母さんに手伝ってもらい電話していて昨日のことを謝りたいとのことでした。
謝るなんて彼はしない人だったので
なんでかなと思い理由を聞くと

車の運転中に身体の右側が急に動かなくなり、ブレーキが踏めなく事故にあったとゆうこと。
その時足をマニキュアのついた手につかまれたとゆうのです

そしてどうすればいいのか
助けてほしいと言っていました


わたしは助けることはできないと伝えました。


生き霊なのだから
思い当たる人を探してじぶんで謝るように言いました。


Bに意地悪がしたくてとかではなくて
彼に自分でわかって欲しかったんです。

昔私がおじいさんに言われた言葉を。
その日彼の病院にいき伝えました

Bは包帯だらけの体で謝ってきました。


生き霊になってしまうぐらい
想ってくれていた人を傷つけた代償は

その後もずっと後遺症として彼の右足を引きずらなければ歩けなくしてしまいました。


誰かを深く傷つけること
それは知らない間に自分自身も傷つけているのです。



投稿者:のん