今日思い出したことを書いてみようと思います。
長い上に怖いというよりほんのちょっと不思議だった出来事です。

ちなみに僕の霊感についてはほんの少しだけ勘がいい程度です。
多少違和感や何かを感じることもあるが特別見えてしまうということもない程度。

僕は普段、登下校に1時間ほどバスを使っています。
その出来事が起きたのは夏休みに入る少し前、雨が降っていて蒸し暑い日でした。

いつもはバスの一番後ろの端に座るのですが、先客が居た為にその一つ前の席の窓側に座りました。

雨だからか車内はいつもよりかなり混んでいます。
席もほとんど埋まって、立っている人もちらほら出てきましたが僕の隣は空いたままでした。

座席の間の通路にも立つ人が出てきたのに、僕の隣はまだ空いています。
というか僕が座っている座席の横の通路に立っているサラリーマン風の男が座ろうとしないのです。

サラリーマンの横に立っていたおばさんが痺れを切らして
「あなた、そこ座らないの?」
と聞きました。
僕も内心(よくぞ聞いてくれたおばさん!)と思ったのですが、なぜかリーマンは怪訝そうな顔をしました。
「はぁ?座ってる人いるじゃないですか」

僕の頭にもおばさんの頭にもはてなが浮かびました。
サラリーマンは「え、だってここに…」と言いかけた言葉を途中で切って次のバス停で降りていきました。

リーマンの横にいたおばさんは僕の隣に座ってから10分も経たないうちに「なんか酔ったみたいだわ…」と言いながらバスを降りてしまいました。
そのあと3人ほど座りましたが5分ほどでみんな席を立ってしまいます。

なんかいるのかよ(笑)なんて思いながら、なんとなく隣の座席を撫でた時、手が変にひんやりとしました。
効きすぎた車内の冷房とは違った冷え方です。

あー、冗談じゃなくなんかいるんだなー

なんてのんびり考えていたのだけれど、降りるはずのバス停の二個前を過ぎたあたりで(あれ、これどうやって降りれば良いんだろう)
ということに思い至りました。

次が降りるバス停となったのでとりあえず降車ボタンを押しました。

バスが止まる直前に、悩みながらも駄目元で
「すみません、ここで降ります」
と言ってみました。

そしたらなんと、隣にいた何かが動くような気配がしました。

「あ、ありがとうございます」

なんて一人で言ってる僕は側から見たらかなり変な人だったでしょう。

バスを降りてから、通り過ぎていくバスの今まで自分が座っていた席を見たら、車内を見たときにいなかったはずの男性が座っていました。

以上が僕の身に起こった…というか僕が遭遇した不思議な出来事です。

まだ明るいうちでも霊とかそういう類のものっているんだなっていうことと、話が通じるんだなっていうことが印象に残った出来事でした。

終わり。


投稿者:藻庭