この話は本当に怖い体験をした事実の告白です。
自分がまだ、20代前半の頃、付き合っていた彼女と同棲することになり、お互いお金もなくて
、とにかく住めるならどこでも良かったので色々探していると一件の酒屋さんの店のガラス戸に貸家ありと張ってあったので、缶ビールを買いながら店の方に話をすると、その場で部屋の中を見せてあげると言われ自分と彼女と店の女店主と一緒に行きました。
そこは五件長屋でとても古く一番奥の部屋が空室の貸家でした。

中に入ると玄関で、あれ?なんか気持ち悪いって感じました。
そこは礼金無し敷金もなくて今日からでも住んでいいよって、あまりにも簡単すぎて、お金も余裕なかった自分と彼女は即入居を決めてその日のうちに少ない荷物を運んで暮らす事になりました。
荷物を運び終わり、部屋に座ると、両耳がキーンと耳鳴りのようになり、次第に耳鳴りが激しくなり、座ったままの状態で金縛りになってしまい。完全に意識はあるし、まだ明るい時間なのに体がまったく動かない、っとすると意識が戻り彼女に話すと、たしかに気持ち悪い部屋だよねって彼女も言ってきて、とにかく、少しお金貯まったら別のとこ探そうと話ました。
そして夜になって布団を敷いて寝ていると、隣の部屋からカタカタ物音がしてきました。
すると畳の上を摺り足でなにかを引きずるような、音がして、その音を聞いていると、また耳鳴りとともに体が金縛りになり、体を動かそうとするとギーンと耳鳴りが激しくなりました。
少しすると金縛りもなくなりましたが、
完全にこの部屋はなんかあるって確信しました。
次の日隣の方に聞きに行くと、あまりの衝撃に恐怖を覚えました。
自分達が引っ越してきた部屋の玄関入ってすぐの部屋で住んでいた、お婆さんが座ったまま亡くなっていたと言うものでした。
それから、隣の方が言うには、誰も住んでいないのに自分達が引っ越してきた部屋からは毎日のように物音がしていて隣の方も恐怖を感じていました。
その話を聞いてとてもじゃないけど住む気持ちになれなくて酒屋さんのとこに行きました。
昨日から住んですぐ、金縛りになったり夜は物音がしたり、なんで住む前にこんな事があるっていってくれなかったのかと女店主に言うと、
あのー、家賃は半年ぐらいいらないから、我慢できるなら、住んでくれませんかって言われ、よく話を聞くと、近所の方たちは幽霊がでるってみんな噂してるから、もしあなた方が住んでくれるなら家賃は半年ぐらい払わなくていいし、私も近所の方には幽霊なんて出ないよって言えるし、なんとかお願いできないかって逆に自分達が言われる立場になり、なんとか1ヶ月でも我慢してみようと住むことになったんですが、毎日の金縛りはだんだん強くなっていき、住んでから二週間ぐらいしたとき、午後3時ぐらいに、水道の水が勢いよく出る音がして台所を見に行くと、水は出でいない、もう限界だなってこの部屋に住むのはって思いながら奥の部屋に戻り、また少しすると、なにか話してるような声が聞こえて何を言っているのかわからないが声が聞こえたり、もう駄目だここを出ようと決心した瞬間、台所の方から、早く出ていけってお婆さんの声が聞こえました。
その瞬間、自分たちは無我夢中で部屋を出ていき、訳もわからず何をどうしていいかわからず寺の和尚さんを尋ねて話を聞いてください、
っと、はじめて伺った寺の和尚さんに説明すると、部屋まで来てくれて、玄関に入るなり、
自分たちに、和尚さんは、凄いな、和尚さんも耳鳴りがすると、強いなこれは、と言うと、すぐお経をあげ、40分位ずっとお経をあげてると長屋に住んでる方もみんな出てきて、その光景をみていると、家のトイレはバタンバタンって鳴ったり、窓のガラスはガタガタ音をたてたり、自分達や近所の方も、恐怖を目の当たりにしました。
40分位して和尚さんが出てくると、自分達に、
無理だ、どれだけ成仏させようとしても、無理だ、悪いがあなた方はここを出なさいと言われ、自分達はその日に出ることにしました。あれから30年ぐらいたつけど、今でもはっきりあのときの恐怖は鮮明に覚えています。


投稿者:猫