これは俺と友人二人が同時刻に体験した実際にあった、そして不思議な体験です。


俺は中学生の頃、夏になると毎日のように仲のいい友達3人と海へ行き、東北の短い夏休みを海に潜っては、アワビやウニを取ったり。
それが田舎町の俺達には楽しみのひとつでした。
 
その中の友人の一人に、ちょっと貧しい友人がいて、いつも海に潜る時は、深い所まで潜るため足ヒレを付けるのが常識なんですが、友人の一人に足ヒレを買ってもらえず、いつも俺や友人の二人が代わるがわるに片方だけ貸してあげたりして、お菓子やジュースも買うお金もいつもなくて、俺や友人の誰かがおごったり、

それでも毎日の仲良くしていた俺を含め四人はいつも一緒でした。

その日も普通に片方の足ヒレを一人の友人に貸してあげて帰る時は小さな駄菓子屋に寄ってジュースやお菓子を買って3人でもう一人の友人におごったりして、それじゃ明日も昼にこの海で待ち合わせしようなぁー。

次の日に行くと友人二人だけで俺と3人だけ、
少し待ってみようと30分くらい待ったけど、
結局その友人は来なかった。じゃあ、今日は三人で行こう、そう言っていつも通り三人で海に潜り、やっぱり片方貸さないで普通に両足に足ヒレつけたいたら潜るのやっぱり楽だなぁー

あいつ、いつも俺達からジュースやお菓子おごってもらったり足ヒレも誰かが必ず貸さなきゃいけないから気を使って今日は来なかったのかな、

そんな話をしながら、午後4時位に俺や友人も家に帰り、夕方6時頃、俺の家の電話が鳴って
電話に出ると、
今日来なかった友人から俺今日行けなくてごめん本当にごめん、俺はいつも通り明日もまた昼にあの場所でみんなと待ち合わせだから明日は来いよ、待ってるからな。そう言って電話を切ると、すぐに今日さっきまで一緒だった友人二人から、6時にあいつから今日は行けなくてごめんって電話きたぞ、えっ、俺にも来たよ、友人二人も俺にもって、なんだ、あいつみんなのとこに電話してたんだな、とりあえず明日は昼に待ち合わせだからなぁって電話は切ったから明日は来ると思うよ、そう言って今日一緒だった友人二人に電話で話して、夜ご飯をたべようとしたとき俺の家の電話が鳴った、母が電話に出ると、急に態度が変わって、驚いた様子でした母が俺の方を向くと、こっちに来て、俺は母の側に近づくと、○○君、今日の昼過ぎにデパートの屋上から飛び降りて自殺なのか何なのかまだわからないけど亡くなったって。

昼過ぎって、さっき6時にあいつから電話来て俺はあいつと話したよ、それでまた明日もいつもの場所で昼に待ち合わせって話したよ。
友達のとこにも6時頃電話きたってさっき友達とも話したよ。
昼過ぎに死んでるのに電話が6時に来るわけないよ。
俺は何がなんだか訳がわからず、夢中になって今日遊んだ友人二人の所に電話すると、すでに友人のとこにも死んだと言う知らせが入っていた。

けれど、俺達3人は確実に6時頃あいつから電話が来て話してる。

俺達はすぐ三人で集まった、そして6時に電話が三人に同時刻に来ているのが不思議な事だと初めて知った。


次の日に。一応警察にも俺達3人色々聞かれたりしたときに、警察に、あいつが死んだのは何時なんですかと聞いた、すると昼の12時35分、即死と言って落ちた時には死んでいたって警察に言われ、俺達は何も言えずに、俺の両親や友人の両親たちと一緒に警察から帰った、
そして俺の家にみんな集まって、夕方6時にあいつから電話来たことを警察では言わなかったけど、たしかにあいつから電話が来て話したよ。って訴えかけた、すると両親はじめ友人の両親たちも、きっと最後に話したかったからあの世から電話かけてきたんじゃないか、そう思って胸にしまっておいたほうがいいよ、
そんなことを言われ、もう30年も前の不思議な体験だけど今でも鮮明に覚えている。
毎年の墓参りはできなくなったが、今でも時々、友人と三人で墓参りはしています。
たぶん一生忘れることのない不思議な体験です。

投稿者: サトル