じいちゃんの田舎でのできごとなんだが、秋になると寒気がする話。
じいちゃんの里では、秋に山車をひいて町を練り歩く祭りがある。
毎年、夏の終わりに寄付を募りに若い兄ちゃんたちが村をまわるんだ。
去年、じいちゃんが「ホノカワ(漢字不明)の娘さん一家」と呼ぶ家族が
東京から越してきた。遠縁の村人を頼ってきたんだそうだ。
その家族は、毎年の祭りの寄付の習慣をしらず、うっかりことわってしまったんだ。

引っ越してきたばかりだと余裕がなかったのかもしれないな。
すると、一気に村八分。ホノカワの娘っていっても中学生か。学校で先生さえ口をきいてくれなく
なってノイローゼになってしまって。じいちゃんとこは本当にすごい田舎だからな。
陰湿なのよ。で、年明けにはもうどこか別の土地に引っ越してしまったらしい。

それから、春になってから、村の掲示板に「寄付してくれたひとたち」のリストに
ホノカワさん一家の名前を見つけたわけ。
田舎なもんで、金額もどのくらいか書いてあるんだ。だけどさ、変なんだよ。
「ホノカワ家:金一千五百万円」 え、おかしくないか?
引っ越していったあの家そのものの値段じゃないか・・・。普通そんなことするか?!
それに、その寄付が本当に「善意」だったのか、誰も疑ってないし、誰も何も言わないんだよ。

多くを語るつもりはない。ただ、おまいら、祭りのあるところに住んだだめだぞ。
田舎の祭りってのは、元々住んでるやつらにずっとタカラレルってことなんだぞ。
少なくともじいちゃんの村ではな。祭りってこわいぞ。祭りのあるところから
嫁さんもらえるのは、金持ちだけだな…たぶん。田舎ってこわいと思うよホント。
それって、ネット民の俺がムコに行けない理由でもあるのかもしれんが(汗)


投稿者:秋が怖い