今は札幌在住ですが、20代は道東の釧路に住んでました。

若い頃って、免許取るとやたらと心霊スポットに行くのが定番の暇つぶしで、有名な雄別炭鉱とかよく行きましたが熊が怖いだけで何もありませんでした。あの日までは…

あるお盆に墓場でアルバイトしました。
仕事はお盆に墓参りにくる人が置いていくお供え物を回収する事です。山の中にある広大な墓地なのでカラスが荒らしてしまうのです。
確か3~4日間でした。

慣れてしまうと退屈な仕事で、墓誌を見てあれこれ想像してました。
例えば…昭和10年代に若くして亡くなってる方は大東亜戦争で戦死したのかな?
同じ日に年齢関係なく亡くなってるのは事故だな…可哀想に…などなど

その日は雨が静かに降る日で人もまばらでした。カッパを着て作業をしてましたが、背後で玉砂利を踏みしめる音がします。でも振り向くと誰もいない??を何度か繰り返し
そのうち人の話し声が聞こえるのですが、振り返っても見渡す限り誰もいない。聞こえる声もよく聞くと距離感が掴めないゴソゴソ言ってる変な感じでした。

何となく担当の社員に、「さっきから…」と説明すると、顔色が変わり携帯でその墓地のお坊さんを呼んで人生初のお祓いで、お経を唱えながら肩や背中をバンバン叩かれました。

担当者曰わく、「この仕事では、そんな感じで同情し可哀想に思って感情移入する事は厳禁!」とのことでした。

心霊体験に憧れる奇特な方にはオススメなのかも… いやお勧めできません!

この世には知らなくていいこと、必要のないこともあるのです。

自分は、他人の体験談は楽しく閲覧させて頂いてますが、絶対に自分は近づきません。

この後、3年くらいは昼間でも視界の端に
何かが見えたりといった事が続きました。


投稿者:退役士長