ついでにその後の体験

大学のゼミコンの後、盛り上がって雄別炭鉱跡行きました。私は何度も行ったことがあり、単なる廃墟としか思ってなかったのでマンネリでしたが、道外出身で行ったことがないメンバーもいたので付き合い程度の軽い気持ちでした。
病院廃墟の地下の霊安室が有名なのです…

でもなぜかそれまで何度も行く度に地下への階段を探すのですが、見つからないか、その事自体を忘れてしまうのです。

その日は違いました。あっさり地下への階段が見つかりました。正面玄関から入ってすぐ螺旋状の階段(車椅子で登れる程緩いスロープ)が2・3F へ続いてるのですが、その延長に地下への階段があるのです。

「どうして今まで見つからなかったのかな?」ふと頭をよぎりましたが、みんな盛り上がって降りていきました。

一本の長い廊下が真っ直ぐ伸びていて、両サイドには部屋があります。

一列になって進んでいくうちに皆だんだん無言になっていきます。

上手く表現できないのですが…
空気が異様に重いのです。そしてあれだけあった落書きが地下には無くて白い壁が続いてます。
引き返したくてたまりません!誰かが「引き返そう」と言い全会一致で回れ右しました(笑)

早足で病院を出るとき私はライトを持ってたので最後尾でした。背後に病院の玄関、視界には10数名全員がいるとき来ました。

例えるならコソコソ話を耳元で5~6人がしてる感じ。耳に口を当ててるほど近くで。
体は硬直して頭の中は真っ白に。
前だけ見て皆の列の中に潜り込みました。

何人かは帰りの車の中で、地下の横の部屋からずっと視線を感じてて怖かったなど話ながら帰途につきました。

家に帰るともう朝日がさして眩しい中眠りにつきました。
そして人生初の金縛りにあいました。
身体が動かず目だけ動かせる状態で部屋に差し込む朝日にくっきり男の横顔が過ぎります。それがのしかかってきて苦しい。怖い!声が出ない?気を失い目覚めると昼でした。

金縛りは1回だけでしたが、その後2年ほどは昼でもチラチラ見えました。
開店前のスーパーの居るはずのない待合室のベンチに俯いて座ってる髪の長い白いワンピースの女等々……

それからは、全くそのような場所には近づかないので体験はありません。


投稿者:退役士長