何故かわからないが
私のandroid端末のスクリーンショット
いわゆるスクショの音ははじめから
鈍かった 言葉では言い表せないような
鈍さがあった
ほぼ依存症になっていたためたかが
スクショ音で修理しようとは思えなかった

春休みに叔母の容態が悪いといって
田舎の叔母の家に車をはしらせた

周り一面田んぼに囲まれた
見通しのいい道を一直線に進み
神社の横を素通りしようと思ったその時

「なにかいる」

そう感じました 別に何を見たわけでもなく
直感的に感じました
車のスピードを落としゆっくりと神社の
鳥居を見ました

あぁいる。

女の人がたっていました
ほんとにあるあるだなって驚くほど
冷静でした 真昼間だったことも
あると思いますがこんなのに驚いてたら
おくりびとなんてできませんからね

スルーしました そのまま叔母の家につき
声をかけました

おばあちゃんだいじょ くるな!!!

言葉を遮られ突然わなわなと震えだし
私と私の携帯を交互にぶんぶんと指をさし

そこにいる。そこにいる!!


あーいるんだな そう思いました
携帯のほうは心当たりありませんでしたが
私自身はおくりびとというなんだか
霊につかれそうな仕事でしたから。

叔母は私が部屋をでるとすやすやと
眠り始めました

田舎ですからもう電波も通じづらく
やることもないので10時あたりに寝ました

夜中の2時少し前にはっと目をあけました
呼吸がまともにできませんでした
なんだよこれふざけんなよ
恐怖より怒りが勝りましたね
仕事でもなんでもなんでこんなに
霊なんかに絡まれるんだと心底疲れました

でも次の瞬間
パシャ!パシャ!パシャパシャパシャパシャ

カメラの音がしたんです
ぎりぎり動く首を動かしてみると
私の携帯の画面が光りひたすら
スクショしているんです

さすがにパニックになりました
まずどうにかして息を正常にしなければ、
本能的に体が反応してばたばたと
暴れました その瞬間空気がいきなり
体のなかにはいりこみむせました

息を吸おうとしたとき腹にどーーーんと
重い物がのしかかり唾液がとびました

痛い重いなんだこれ

首をあげるとそこには
神社の女が立っていました
霊のくせして茶髪のショートカット
化粧は涙と汗かなにかでおちて
ぼろぼろ泣いていました
オレンジの豆電球しかついていなかったので
おそらく泣いていた が正しいかもしれません


「返して」




その後気絶していたのか朝むくりと
なにもなかったように目が覚めました
おそるおそる携帯をひらきます
特に異変はありませんでした。
困惑しながらも叔母の体調もよくなり
急ぎ家に帰りました

ふとアニメの画像をみて保存したいなと
思いスクショしました

あれ?こんなに音鋭かったっけ
まるで鋭利なハサミで空気を切るように
パシャ!と音がします
あれ なおったのかな そう思い画像欄を
開きました 全身の血がひいていきました

前髪が異常に短い黒髪のロングの女が
画面いっぱいにうつった画像が
6枚はいっていました

「っつうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
発狂してしまいました

あの茶髪の女じゃない...!
そのまま携帯をぶん投げて家を飛び出し
友人の家にあがりこみました

心配する友人と霊媒師を名乗る
女の人と家に帰り 霊媒師は携帯をさし

偶然強い気をもった悪霊と
繋がってしまったようですねと
それとあなたについてるのは生霊ですね
茶髪の若い女 なにを伝えたいのかは
わかりかねますが
淡々といいました

結局返しての意味はわからないまま
あの携帯を使い続けています
今でもスクショを使うのをためらいます

語彙力のなさを謝ります
最後まで読んでくれて
ありがとうございました

携帯には十分気をつけてください



投稿者:R