地元で体験した少し不思議な話です。

最初に言っておくと、全く怖くありません。あしからず。

「もののけ姫」という映画は、観たことがない人でも名前くらいはご存知でしょう。
この映画の印象的なシーンに、シシガミ様という神様が地面に足を着く度に植物が生えては枯れる、というものがあるのですが、私の地元の山ではこれにそっくりな現象が起こります。

毎年3月~4月頃に山に山菜を採りに行くと、野生動物の足跡がよく見つかるのですが、この中にまさに映画の例のシーンのように「周りに草木が生えている足跡」が必ずあるのです。

しかも大抵の場合、それがいくつも並んでおり、文字通り「草の足跡」になっているのです。

地元では、これを「山の神さんが歩いた印」として、たいへんに敬っていました。
子供の頃はこの足跡を見つけるのが楽しみで、毎年雪が解けると夢中で山に入ったものです。

実際には動物の体に付着した種子が歩くたびに落ちるためだとか、適度に踏み固められ土に水が溜まるため発芽しやすくなる、だとか言われているようですが、私は未だにこれを超自然的な「何か」の足跡だと信じています。


ちなみに、つい最近帰省した折、久しぶりに山を運動がてら歩いたのですが、偶然にもこの「足跡」が見つかりました。

神さんは今も山を守ってくださっているのでしょう。


投稿者:tryvtubi