はじめてなので文章下手くそですいません。



これは、私が初めてバイトをやり始めた頃のお話です。
なのでちょうど、高1ぐらいでしょうか?
そのぐらいの頃です。

私が働いていたバイト先は、店が駅前にあって、事務所はそこからすこしはなれたマンションの1室にあるんですよ。

そのマンションの中、ものすごく電波が悪くて(部屋の中は別)圏外でもないのに電話がかけられないぐらいだったんです。

その理由としては、両隣にそのマンションより高いビルがあるので繋がりにくいのはそのせいかなぁなんて思って通っていたんです。

まぁ、両隣に高いビルがあるものですから昼間でも薄暗いんですよそのマンション。
それでちょうど2時ぐらいかな?お昼の。

その事務所、まぁ事務所ってこともあって部屋のドアは、オートロックで暗証番号ないとあかない仕組みになっていたんです。

それで、事務所に入ろうとしたら外のドアノブを掴んだ紙オムツしてTシャツ着た小さい子がぶら下がってたんですよ。
私びっくりしましたよ。
ほんとに、3歳とか4歳ぐらいの子が手だけでぶら下がってるんですもん。

それで、その子私に気がついたのか目を合わせてくるんですけど何も言わないんですよ。

私もちょうど携帯で、怖い話のサイトを見ていたのもあって不気味で話しかけられずに固まってたんです、数分ぐらい。

そしたら、私気がついたんですよ。
こんなに小さい子がこんな格好でいるのに親は何やってるんだろう?って。

それで、ようやく話す決心がついて

「ねぇ、お父さんお母さんどうしたの?」

「……」

聞いても何も言わないんです。
そしたら急にその子どこかに走って行っちゃったんです。

私もまぁ、帰ったのかな?ぐらいでなんら気にもとめず、オートロック開けて部屋に入ったんです。

その後、1時間ぐらいしてかな?

着替え等帰りの支度を終えて帰ろうと思って、ドアを開けたら、
また居るんですよ。

流石に親に言い聞かせようって思って、その子に家の場所聞いたんですよ。

「ねぇ、君のお家どこかな?」

「……あっち」

子供らしい可愛い声でした。
この部屋と逆の端の部屋を指さすんですよ。
それに初めて喋ってくれたので、質問を続けて見ました。

「お父さんお母さんは?」

「……」

その質問にはやはり、答えてくれません。
そしたら、また急に走り出してドアを開けてその部屋に入って行ったんですよ。

私も、あそこが家かと思ってその部屋の前に行って呼び鈴を鳴らしました。

ピンポーン。

「……」

ピンポーン

「……」

ピンポーン

「……」

人の気配すらない。
しかも、これだけ出ないなんておかしい。
そう思い1度下まで下りてマンションの管理人さんに話をしました。

「あのー、上の206号室小さな子1人だけみたいなんですけど大丈夫ですかね?」

すると管理人さん、急に怒りだしました。

「はぁ?206号室?そこは、空き部屋だよ!誰も使ってないし誰も住んでない!からかうのもいい加減にしてくれ!」

そんなはずない、確かに見た。
でも、流石に高1だった私は、怒っている管理人さんが怖くてそんなこと言えませんでした。
でも、その代わりもう一度自分で行って確かめてやるって思って、その206号室まで行きました。

ピンポーン

「……」

ピンポーン

「……」

やはり、人の気配は感じられず静けさのみがチャイムの答えでした。

それでも、どうしても中の様子が知りたくて、ドアノブに手をかけると、

ガチャ……

ドアがあきました。

玄関から、中を除くと明らかに人が住む気配などありません。

それを確認して、私は言いようのない恐怖に駆られ、一目散に出口のある1階にかけおりました。

もう、その日はなるべくそのことを考えないようにして家に帰っても早く寝ようとすぐに就寝しました。



その夜です。

人生初の金縛りにあいました。

目は覚めているのに体がどうしても動きません。するとそのうち、ドタバタと子供の足音が聞こえて来ました。
うちは、1人っ子なので弟や妹など有り得ません。

すると、部屋のドアがガチャリとあいて、昼間のあの子が入って来ました。

そして、そのドタバタという足取りで私の枕元まできて、

「殺す」

その声は昼間聞いた子供の声ではなく、全くの別人の野太い嗄れた声でした。
それはもう、大人の男が発するような。
その声を最後に意識がだんだんと薄れていき、気がついた時には朝でした。

夜のことは、鮮明に覚えていてとても怖くて私は、バイトを辞めました。
それからは、1度もあの子を見ていません。



投稿者:木々蓮