今から約25年くらい前の話し。
あまり怖く無いし前置きが長いけどご容赦ください。

当時、俺は大学2年でアメリカンフットボール部に在籍していたんだけど、
体育会の部にしては寮が無く下宿組と通学組に分かれており、俺は下宿組だった。(下宿やアパートはバラバラ)

アメフト部は月曜日から土曜日までみっちり練習があって日曜日も試合ってことがザラだったんだけど、

そんななか楽しみだったのが日曜日に試合が無い前日の土曜日の夜に皆んなで金を出し合って食料と酒買って誰かの部屋でドンチャン騒ぎすることだった。(近所によくおこられた)

梅雨時のある土曜日、俺と同期のA君B君C君そして後輩のDとE、計6名(いつもこのメンバー)でA君の部屋に集まり焼肉大会をすることになったんだ。

ここでA君の下宿の説明なんだけど、なんて説明すればいいのかなぁ。
かなり古くて長屋って言うのかなぁ?
平屋で横一列に部屋が3部屋並んでいて玄関は無くて各部屋は縁側で繋がっていて部屋には縁側(磨りガラスの木のサッシ)から直接入る感じ。
で、一番奥が大家のバァちゃん、真ん中がA君の部屋、一番手前がB君の部屋だった。

この時、大家のバァちゃんは病気で入院してて不在、残りの住人はアメフト部だけだから騒いでも問題なし。

という訳で皆んなでホットプレート囲んで焼肉大会開始。

俺は縁側に向かって座っていて、多 分10分くらいしてからだったと思うんだけど縁側の方にふと目がいったんだ

すると入り口の磨りガラスの向こう、左から右へとスーっと白い丸いものが横切った。
あれぇ、誰かタオルでも被って通り抜けたのかなぁ?でもバァちゃん入院中だって言ってたし、ヤバイもん見ちまったかなぁ。などと思いつつ、場が白けるのも嫌だったから黙っていたんだ


さらに10分くらいした時、急に電気が消えて真っ暗に。
ホットプレートも当然切れた。

ブレーカーが落ちたのかなぁと思いきや、その長屋は本当に古くてブレーカーは無くてヒューズが飛んだとA君。
ヒューズの買い置きが無いから電気がつけられないということで止む無く、
縁側をつたってB君の部屋に行き仕切り直すことになった。

俺は白い丸いものを見たうえに、照明とホットプレートしか使っていないのにヒューズが飛んだことに違和感を感じ、モヤモヤしていたが此処に居ても仕方ないので移動を開始した。

縁側は幅が狭いので先頭がB君、A君、後輩D、俺、C君、後輩Eの順で移動したんだけど、後輩Dが縁側に出て2、3歩の所で急に立ち止まった。(ちなみに後輩D身長186㎝、体重150㎏の巨漢)

当然、後ろにいる俺たちは『早く行けよ、このデ◯、邪魔だデ◯』などと煽った。

するとこの後輩D、ガタガタ震えだして『す、すいません今、俺の体を白い霊が通り抜けました。う、動けません。』

俺の後ろの2人は『うるせ~早く行けよ、このデ◯!』と当然、煽るのですが、確か1分もしない程度で動けてB君の部屋に避難しました。

この後、更に怖いことなどは起きなかったんだが俺以外はDのことを当然、疑うので俺も見たことを打ち明けたところA君がラジカセのスイッチが急に入ったり電気スタンドが点滅することがあるとカミングアウト。(B君の部屋は何もなかったみたい)

でもアメフト筋肉バ◯カな俺たち(若干1名はただのデ◯ブ)は焼肉&ビールの方が幽霊よりも優先順位が高かったので臆すること無く楽しく続行した。

その後、大家のバァちゃんの体調があまりよくなくて退院が長引くとのことだったので管理ができない理由からA君とB君は他の下宿に引越しした。

このほかにも俺とC君が住んでいたアパートやB君が引越した先の下宿、アメフト部室、アメフト練習グラウンドなど色々あったので機会があったらまた投稿しますね。

長文、お付き合いいただき有難うございました。


投稿者:ター坊