自分が体験した話はこれで最後です。んで、一番怖かったのもこれかなぁ?霊ってのはホントにいるんだなと思った体験ですね。

これは6年前、幽霊騒動の2年くらい前。
5月か6月くらいだったですかね。
夜勤レッカーで、新人を教育しろとのお達しを社長から命ぜられました。仮にA君としときます。
このA君、今では俺の指導の甲斐あって(?)うちの会社のスーパーエースです。色んな意味で(笑)まだこの時は、まさか霊感までエースとは知らなかったんだけど。とにかく見えまくりで一緒にいると何か連鎖するらしくて、こいつのせいで見なくていい幽霊を見た人はいっぱいいますね。俺もその1人。

話戻しますが、夜勤はレッカー必須なので、レッカー車扱えないと話にならない。要請があると、とりあえずA君に運転させて俺は助手席であーだこーだと言ってるだけの楽チンな日々を送ってました。
ある日、会社のすぐ近くの交差点で事故があり、夜中3時過ぎだったかな?依頼が入ったので早速向かったんですよ。
あまりに近かったので、まだ鑑識終わってなくて、しかも死亡事故だったらしく運転席で若い兄さんが亡くなったままの状態。助手席の女の子は多分生きてて、救急車で運ばれるとこでした。
A君に、どうやって持ち上げて、どこに引っ掛けてどう運ぶか考えときなって振って、俺はというと、ベテランで何度か見た顔のお巡りさんと喋ってた。
聞くと、飲酒運転でほぼノンブレーキでガードレールに突っ込んだみたいで、ラジエーター破裂して蒸気が上がってた。

そうこうしてると鑑識がOK出したので、見ると遺体が運び出されるとこでした。A君を呼び、その光景をベテランお巡りさんと3人で見てると、急に後ろから

「あの、俺って死んだのかな?」

って声がした。びっくりして振り返ったら、まさに今運ばれてる若い兄さんが立ってる。
それも、遺体と同じで頭や鼻から血が流れた跡がちゃんとある。「えっ、あ!?いや…」ってホントもうパニック。お巡りさんも目をまん丸にしてびびってた。
でも、A君だけが冷静沈着。「うん、残念だけど死んだんだよ」と言ってましたよ。何言ってんだコイツ、ってか何者だお前って感じだった。
そしたら、返事はしなかったけどスーッと消えた。ホント、ドラマであるみたいに薄くなっていって消えた。

俺とお巡りさんが、見た?今の見たしょ!って興奮して話してたら、またA君が冷静に「俺、よく見るんですよ」とカミングアウト。
びびりまくりの最中だったけど、鑑識の催促もあって、とりあえず車運べと。
レッカー車にくっつけて、仮置きの場所へ向かう車内で色々とA君に聞きました。
物心ついた時はもうすでに見える人だったらしく、何かいるときは気配で分かるらしい。今回みたいな事故のときは、幽霊になって間もないから分かりにくいとか何とか。
因みに、幽霊騒動の時に今いるから!って俺を引っ張ったのはコイツです。
一緒にいると、普段見えない人も見えることがある、とこの時聞かされて、新人教育以後は絶対コンビ組むのは嫌だと社長に泣いて頼んだものの、たまにコンビ組まされる。

一応これが、俺の体験の全てです。あと同僚が体験した話やA君が教えてくれた話で怖そうなのを、ポチポチ書こうと思ってます。


投稿者:TR