これは俺が小学三年生のとき、友達から聞いた話。ちなみに友達の経験談。
俺は文才とか全くの0だから分かりにくかったらスマソ。
因みに友達の名前をTとしておく。

Tが小1のとき体験した話なんだが、学校から帰って犬の散歩をしていたときのこと。近所に橋があるんだが、いつもの散歩コースでそこに差し掛かったとき、後ろから肩をトントンとされた。
何かと思って振り返ったら、お婆さんがニコニコしながら、
「ちょっとついてきてくれないかい?いいものをあげるから」
と言ったそうだ。優しそうなお婆さんで全然悪そうに見えない。
Tは俺同様アホだから、親から知らない人にはついていくなと散々言われているのにもかかわらず、
なんかくれんの?うはwwマジでww
みたいな感じで喜んでついていこうとしたらしい。

けど行こうとしたら、犬が頑として動かない。お婆さんを睨みつけながらずっと唸ってる。
普段は全く知らない人に対しても吠えることなんかしない大人しい犬だから、ビックリしたらしいけど、仕方なく犬の紐を電柱に括り付けてお婆さんについていったらしい。(この間も犬はずっと吠えてた)
で、道の曲がり角に差し掛かったとき、さっきいたはずのお婆さんがいない。
あれ?どこいった?と思ってキョロキョロしてたら、また肩をトントンとされた。いたいた、と思って振り返ったTは、一瞬にして顔面蒼白になった。


Tの目の前に骸骨が立ってた。腰が曲がってる、肉もない完全なる骸骨。
そしてそいつはあのお婆さんと同じ声でこう言ったそうだ。
「ソコニイタノカ…」

恐怖のあまり、Tは体が動かない。そのときに、電柱に繋がれてた筈の犬が走ってきて、ワンワン‼︎と激しく吠えた。
その瞬間、骸骨はガラガラと音を立てて崩れた。
飼い犬の吠え声に我に返ったTは、弾かれたみたいに犬と一緒に走って逃げた。
これでこの話は終わりなんだが、Tはこの話を話し終えたあと、
「あのときおっさん(飼い犬の名前)がいなかったら、俺どうなってたか分かんないよ。あいつには感謝しないとな」
って言ってた。電柱に繋いでたはずの犬がどうやって来たかは未だに謎。
質問あったら受け付けます。
ちなみに、おっさんの名前の由来は顔がおっさんぽかったかららしい。
あの事件以来、Tは散歩ルートを変えたらしいんだが、なんかの用事であの橋を渡るときは左端を見ないようにしてるらしい。
あのときの婆さんが、こっちを見て笑ってるから。


投稿者:アホ