俺の後輩のツレの彼女がナースになって夜勤をした時の実話。

その彼女が研修と見習い期間も終わり、市民病院に勤務が決まって初めて夜勤に入った。

ナースコールが鳴り病室に行く。
(おばちゃんが入院してる部屋)

彼女「○○さん、どうしました~?」

患者「さっきから横の窓の方からぐちゃぐちゃの顔の男の人がずっとこっちを見てるのよ、気持ち悪くて寝られなくてね…」

彼女「変な夢でも見たんじゃないですか?そんな人どこにもいないですよ」

患者「そうかしら?ならいいんだけど…」

そんな会話をして彼女はナースセンターに戻った。そしてしばらくして、またナースコールが鳴る。
さっきと同じ病室から。
彼女は、またかぁ…と思い病室に向かう。

彼女「○○さん、どうしましたか~?」

患者「やっぱり窓の横の方からぐちゃぐちゃの顔の男の人がずっとこっちを見てくるのよ!」
彼女「そんな人はいませんよ、一応、窓の外も確認しますね」

そう言ってカーテンを開け窓も開けて一応、確認する。てかいるはずないし、ここ4階だし。と思いながら

彼女「確認しましたけど大丈夫ですよ」
患者「でもやっぱりなんだか怖いし気味悪いしこの部屋嫌だわ、他の部屋に行きたいわ」

彼女は、確か○○号室が空いてたけど、勝手に移してイイのかな…でもまたコールが鳴って呼ばれ続けたら他の仕事が手に付かないし…一晩だけならいいかな?そう思って患者を移す事にした。

彼女「じゃ、今晩だけ○○号室で寝てください。今回だけですよ」
患者「ありがとうね~」

そして、患者さんに、私に付いてきてくださいね。と言って病室を出る。廊下に出てほんの少しして後ろを振り向くと患者さんがいない…

えっ?あれ?どこ行ったの?そう思って必死で探した。そこそこ広い市民病院、この数分だと同じ階にいるはず。見つからない。
え?!まさか外に??敷地内を一人で探す。いない。先輩に言ったら、なんでそんな勝手なことしたの!って怒られると思い、一人で探す。見つからない。焦る。彼氏の携帯に電話する、まだ起きてた、しかもちょうど近くで遊んでた。理由を話し来てもらって一緒に探すけど見つからない。この彼氏が後輩のツレっす。

見失って一時間も経ってない。

彼氏「そんな時間経ってないなら、まだ病院の中のどっかにいるんじゃない?もう怒られるの覚悟で婦長さんに正直に言ったら?患者さんに何かあったらダメでしょ?」
彼女「そうする…」

そして彼女はナースセンターに急いで戻り、事の経緯を話す。
婦長さんはそれを聞いて、カルテ?リスト?を取り出し言った。

婦長「○○号室の○○さん、て言ったわね?」
彼女「はい…」
婦長「その患者さん、今日の昼にお亡くなりになってるわよ…」
彼女「えっ?…」
婦長「今は霊安室にいるはずよ。確認しに行きましょうか?」

そう言われ二人で霊安室に行き、婦長さんが遺体の顔の白い布を取ると、それはさっき喋ってた○○さんだった。
彼女は、不思議と怖くはなく複雑な気分になった。
そして、○○さんの隣の遺体が気になった。顔の白い布に何か違和感を感じ、婦長さんに聞いた。

彼女「隣のご遺体の方は…?」
婦長「こっちは今日、交通事故で亡くなった男性の遺体よ」
彼女「見てもいいですか…?」
婦長「いいけど少し顔の損傷が激しいわよ…」

彼女が男性の顔の白い布をめくると、
首が横にひん曲がって目が潰れて腫れて傷だらけの顔が隣の遺体に向いた状態だった。

そんな本当にあった実話です。
長文・駄文すいまそん。
読んでくれてどうもです。


投稿者:柳ユウレイ