レッカーの仕事、スーパーエースの話⑩です。
何だかこのところ、コメントがだいぶ大変なことになっていますが(笑)
書かせていただいてる俺的には、こういう話ですからエンターテイメントとして楽しんでいただきたいのが本音です。
一応、あくまでこれは佐藤君の「見解」であって、必ずしも全ての人を納得させるものではありません。佐藤君以外の見える人達とも見解が合うかどうかも分かりません。これは、佐藤君本人も言っていることです。

投稿を始めた頃は、正直もっとボロクソ言われるものだと思っていましたが、否定的な意見もあって当然のところ、だいぶ大目にみてもらっていると私自身思っています(笑)
コメントされる皆さんも、言いたいことを言うのは当然ですが、極度な卑下中傷や他人が不快に思うことは控えて楽しく会話して欲しいと思います。ワタクシTRは、質問(または俺が質問とみなした文章)以外のコメントに対しては一切の返答はしません。良いことも悪いことも、全部読んでいただいてる皆さんが感じたことは受け入れたいと思っていますので。
偉そうなこと言ってすいません。管理人さんに迷惑かけない投稿者を目指したいので(笑)、皆さんご協力お願いします。 TR

と、いうことで

Q 佐藤君とTRさんは何県の人ですか?

A それは、秘密です(笑)関東の東京ではないどこかです。

Q 今まで自分の家で霊をみたことがないのですが、そんな家でもこの先現れることはあるのでしょうか?

A ありますよ。とり憑かれてたり、そこまでいかなくても一緒に家まで連れてきちゃったり。その辺にいるのがヒョッコリ入ってくるってことは多分ないけど。まあ、家に現れて何するってこともないと思いますけどね。

Q 水場に集まりやすい、鏡や自分が写り込む場所、怖い話をしているところにも寄ってくると聞きますが、どうなんでしょう?

A これ、コメントで誰か解説してくれてますね(笑)その通りだと思います。家の中の水場は、水場とは言わないすよ。池、沼、湖、川、海なんかのこと。流れがあるとこより、流れのない溜まった場所の方が集まってるかな?鏡は色々と言われますけどね、俺的にはあんまり気にしないで大丈夫だと思います。

Q 怖い話をしたり、ネットを見ていると本当におかしな者を引き寄せるのでしょうか?盛り塩などは、定期的に新しい物に変えるべきなのでしょうか?

A 幽霊には、言葉は有効ですよ。だから、怖い話には寄ってくるかも。誰かコメントで恐怖心に寄ってくるって言ってたけど、言葉に出してるのが寄せる気がします。だから、ネット見てても寄ってくるとは思えないんだけど、ネットなんか集中して見てるから、感性が鋭くなって普段見えないモノが見えてるのかも(笑)
盛り塩なんだけど、塩って意味ない(笑)みんな何か勘違いしてる。清めるならお酒と米です。塩ふって逃げる幽霊いないすよ。多分、昔何かで間違って伝わったんじゃないかと思います。本当に効くのは、祈ってもらったお酒を撒くのが一番いい。盛るのは、塩じゃなくて米。葬式帰りに塩ふるのも、相撲で塩撒くのも、店先に盛り塩するのも、幽霊とは関係ない違う意味があります…多分(笑)

Q 「ノウマク サマンダ…」という言葉は邪悪なものを撃退するのに効果がありますか?

A 全く分かりません(笑)分かりませんが、前も言いましたが、素人が意味も分からず唱えるお経や文言は意味ないすよ。気休め程度に思って下さい。


今回の話は、コメントで守護霊いないと言わなかったか?それなのに守ってる人とは?という質問じゃないんだけど疑問があったので、答えながらその特異例の話を。

佐藤君が土建屋2年目頃。この頃には、自分が見える人だと言いふらさなくなっていたので、土建屋内で知っている人は数人だった。そんな数少ない佐藤君の能力を知る人のうちの1人、Aさん。彼は、いわゆる霊を引き付けやすい人で、しょっちゅう体調を崩し、佐藤君が見るといつも何かしらにとり憑かれていたらしい。
佐藤君曰く、人にはオーラというか何と言うか、薄いベールのような霧のような湯気のような、表現しづらいものがにじみ出ているそうです。範囲が広かったり狭かったり、色が着いてたり透明だったり、それは人によってまちまち。で、恐らくこれが、守護霊とか背後霊とか言われているものなんじゃないかと。
Aさんのそれは、範囲も狭く透明で、ほとんど無いと言っていいモノだった。

佐藤君の持論の「成仏した霊は人の形を成せない」。これはつまり、成仏したから霊がいなくなる、ということではなく、幽霊として人の形で現れることができなくなっている、ということのようです。
だから佐藤君は、人の形として見えない、認識できないと言ったそうで、守護霊とか守ってくれてる人がいない訳ではないみたい。
実際に、佐藤君の中にはお婆さんの力が受け継がれている=守られてる。お婆さんの気配や姿は認識できないけど、確かに存在してる。

さて、そんなAさんがゴールデンウィークの連休明けに、凄いことになって会社にやってきた。
どう凄いかというと、高さ2m、体長3mはあろうかという犬を引き連れてきた。もちろん、この世のモノではない。それも、両目がキョロキョロ別々に動き、口が耳元まで裂けたような化け物タイプ。当然のように禍々しいというか、ヤバそうな黒い靄をまとわせている。
佐藤君はあまりにびっくりして、Aさんを見るなり「わぁあ!」と叫んでしまったそうです。周りの社員が変な顔をする中で、Aさんは佐藤君をちょいちょいと手招きして、事務所の外に呼びました。

ちょっと、どうしたのAさん!と佐藤君がまくし立てるが、実際にAさんには自分がどうなっているかが分からない。
説明を求めるAさん。佐藤君は見たままをAさんに言いました。逆に、佐藤君がAさんに説明を求めると、どうも思い当たる節がありそう。
聞くと、どうもこういうことらしい。

家族持ちのAさんは、普段なかなか家族サービスができないため、連休を利用して富士山の方へ旅行に出掛けた。ドライブを兼ねた1泊予定のキャンプ旅行で、テントや寝袋での旅行を子どもも喜んだそう。
一通り予定を消化した帰り、夕方樹海の脇の道を走っていた。女房子どもは車内で爆死。しばらく走っていたら、前の車が急ブレーキ。車間はあったので問題なかったのだが、その車がブレーキを踏んだ辺りを通った時に黒っぽい犬が倒れているのが見えた。
あの車が轢いたのか、と通りすぎようとしたら、寝ていたはずの子どもが何故か起きていて、可哀想だ、戻ってと言い出した。
Aさんは仕方なく車を路肩に止めて、子どもと一緒に歩いて犬のところに行ってみた。
まだ息があり苦しそうにしていたが、どう見ても助かりそうにない。泣いている子ども。Aさんは犬の横に膝を着くと、子どもに車から水持ってきて、と頼んだ。
手渡された水のペットボトルで犬の口に水を垂らしてみると、犬は舌をペロペロと動かして水を飲んだ。やがて犬は動かなくなったが、このままでは可哀想だと思ったAさんは、子どもと一緒にキャンプ用品のスコップでその場に埋めた。

翌日は、遅く起きて夫婦で買い物、子どもは友達と遊びに行った。その夜、居間でテレビを見ていると、子どもが「庭に犬がいる」と言う。野良犬が入ってきたか?と窓を開けて庭に出てみるが何もいない。
特に気にもせず、風呂に入り床に着くとすぐに寝入ったAさん。すると、変な夢を見た。
何故か、先日埋めた犬の墓の前に立つ自分と子ども。すると、樹海から自殺した人の霊がたくさん現れる。子どもが必死に、犬を守らないと連れていかれちゃうと叫ぶ。Aさんは犬を墓から掘り起こし、車に乗せて家に連れ帰り、庭に埋め直す。

朝起きると、子どもが泣きながら寝室に入ってきて、怖い夢を見たと言う。聞けば、自分と全く同じ夢。何か因縁めいたものを感じてしまったAさんは、知らない犬のためにどうしてそこまでするの!と怒鳴る奥さんを尻目に、子どもを乗せて犬を埋めた場所まで向かった。
富士山までの往復は結構な距離。ことを終えて家に着いたのは夜もいい時間だった。子どもも頑張って、眠いながらも庭の隅に埋め直すまで付き合った。

佐藤君はそれを聞くと、改めてそのデカい犬を見たそうです。
確かにヤバいんだけど、Aさんに害を成そうとする感じは全くない。恐らく、Aさんの子どもにも同じモノが憑いているだろうな、と思った佐藤君。
通常、巨大化している幽霊は危険なのが多いようです。体が大きくなるほど念も強い。ただ、この犬の場合はちょっと特殊で、夢で見たように自殺者の霊にあてられている。半分は化け物の世界に持っていかれていて、そのままにしておいたら、埋めてあげたのにAさんを恨んだかも知れないと。
でも、Aさんが埋め直してあげたおかげて、感謝の気持ちが強くなついている。ちゃんと供養してあげると、かなり強力な守護霊になると確信した佐藤君は、Aさんに助言したそうです。

犬の墓に毎日お供え物をすること、何でもいいから名前をつけてあげること。この先もし犬を飼うときは、ちゃんと忘れた訳じゃないから仲良くしてねと断ってから飼うこと。
Aさんと子どもさんは、それをちゃんと守ってるようで、佐藤君が土建屋を辞める頃には、初めて見たときの化け物じみた顔つきではなく、普通の犬の顔になっていたそうです。でも、体はでかいままだって(笑)
で、いつからか、Aさんが無意味に体調を崩すこともなくなり、それどころか子ども共々風邪すら引かなくなったようです。守ってくれてるんでしょうね。

佐藤君が知る、唯一の姿の見える守護霊の話でした。


投稿者:TR