こんにちは。

前に会社の同期を書いたものです。

今回は一度投稿させてもらった屋上を訂正して投稿させてもらおうと思います。
内容的には前のものと変わりませんが、補足を本文に入れさせてもらいます。


今回はお札の家、ドライブで出てきたAのお姉さん、A姉のお話です。
地元でも有名な心霊スポットになっている今は使われていない10階建くらいのマンションがありました。

なんでも地元にある大きな企業の社宅として使われていた建物で、屋上から外国人労働者が次々と飛び降りたとか、昼間でも霊的なものが見えるなど嘘か本当かと思うような噂がありました。

A姉は友達に誘われて、どうしてもと言われ始めは渋々でしたが、結局ついていくことになりました。

一台の車に取り合わせて女友達4人で向かいました。

その社宅は両脇に階段があり、建物の中心(真ん中)にも階段があり、両脇の階段から登っていき、真ん中の階段で合流して一緒に降りてこようというものでした。

A姉とB、CとDに分かれ登り始めました。

使われなくなったと言ってもコンクリート製の建物なので結構しっかりした建物でした。

さすがに登り続けるのはシンドく、途中の階段で少し休むA姉とB
「結構しんどいね」
「CとDもう上がってるかな?」
などの話をし少し休むとまた登り始めました。

無事一番上の階まで登ってきたA姉とB。

廊下を歩いて行くとところどころドアが開いていて中を覗いてみると、玄関から直ぐに台所がありその奥にちゃぶ台が見えました。
そのちゃぶ台の上には食器と箸がそのままになっていてそこに埃が積もっていて、その光景だけでも少し怖かったそうです。

合流地点に向かって歩いていると、少しパニクりながら向こうからCが走ってきました。

A姉「あれ?1人なの?」
B「Dは?」

C「Dが大変!直ぐ来て!」


CとDも階段を登り上に向かいます。
もう少しで一番上の階ということろで上から少し困った顔をした男性が降りてきたそうです。

CとDは自分たちと同じようにここを見に来た人だろうと思ったそうです。

「ちょっといい?俺もここに友達と来たんだけど、はぐれちゃって怖いから一緒に探してくれない?あと探してないの屋上だけなんだよね。」と。

Cは違和感を感じていましたが、Dは普通に聞いてました。

無視して合流地点に向かおうとしたCですが、後をついて行こうとしたDの腕を男がつかんできました。

「なあ、一緒に探してよ」

すごい力で引っ張られるD、CはDの腕を引っ張って抵抗しました。

いつの間にか合流地点の階段の近くに来ていました。

ちょうどCの視界にA姉とBが目に入り、急いでA姉とBに助けを求めました。

真ん中の階段に向かっていくと、何やら争う声が聞こえます。

この建物の構造は真ん中の階段で屋上にも行けるようになっています。

Dは男に腕を引っ張られ真ん中の階段近くまで連れてこられていました。

A姉は男がこの世のものではないのはわかりました。

CとA姉でDを引っ張り男の腕が外れた隙に急いで下に降りたそうです。

外に出てCとDの話を聞いたA姉とB、早く帰ろうと少し離れたところにある車へ行こうとしました。

その時、ドスンッ!「!」

上から何か重たいものが落ちる音がしました。

4人ともそちらを見ましたが何も落ちていませんでした。

その時
「ギャーーー」
という声が屋上の方から聞こえました。

そこには、先ほどの男がキミの悪い悪意に満ちた笑い顔でこちらにゆっくり手招きをしていたそうです。

(!!!)

4人とも流石にやばいと思い、急いで車に向かいました。

その後特に何もなかったそうですが。

あの男はもう生きた人間ではなかったそうで、道連れにしようとああして来た人を屋上へ連れて行きそこから突き落としているんじゃないかとA姉は言っていました。

「ギャーーー」という声は多分突き落とされた人の声じゃないかと思う。と

結構怖い体験だったみたいです。

その社宅は今はもうないのですが、地元が近かったのでまだある時に車で近くを通りましたが、窓側の障子が全部破れていてそこから少しだけ見える部屋の中も結構不気味でした。


投稿者:ぬこ