こんにちは。

前回、閉店作業と屋上訂正版を投稿させてもらいました。

今回は、あまり怖くない話ですが、知人の友達が体験した話を書いてみます。

知人のA(20代、女)の女友達Bは大学に通うため実家から離れた大学に近いマンションに入居していました。

Aはたまに遊びにいっていたそうです。

そのマンションは14、5階くらいの背の高いマンション。

Bの部屋は8階、そのマンションはエレベーターで部屋まで上がるタイプのマンションでした。

初めてAが行った時は、Bが1階まで降りてきてくれていて、一緒にエレベーターに乗って部屋へ案内してくれたそうです。

Aはエレベーターに乗った時違和感を感じました。

操作パネルの反対側の隅に小さい人形(片手に収まるくらいの大きさ)があるのが目に入りました。
人形からひもが輪っか状に出ていてそれを画鋲で止めて吊るしてあったそうです。


Aは
(エレベーターになんでこんなものがあるのかな?
誰かの忘れ物をわかりやすいようにこうしてるのかな?)と頭の中で考えていたそうです。

Bは特に気にしてないようだったのでその時はそのまま部屋に向かいました。

エレベーターを降りてBの部屋に着くとBが聞いてきました。
「あの人形、気になる?」
「え?」
ギクリとしたA。

「あのエレベーターに初めて乗った時は私もあの人形、気になったからね。」とB。

なんでもあの人形はBが入居する前からあったそうです。

ただし、周期的に変えているのかいつの間にか違う人形になっていることもあるそうで、Bも入居した当初は不思議に思っていたそうです。

このマンションに入居して1年ほど経つB、いろいろわかってきたそうです。

AはBの話でエレベーターに乗った時の違和感がなんだったのか、なんとなくわかってきたそうです。

このマンションの近くには霊道、霊の通り道があり、たまに霊体があのエレベーターに乗ってきてしまうことがあるそうです。

ここで投稿者の私の解釈ですが、霊道は霊の通り道といいますが、私は霊が落ちていく穴のようなものだと思います。
そこを通るモノは皆同じ方向を向いていて、逆に向かっているモノは居ない。
立ち止まったりはしているが、一方通行。と思っています。
そんなところになにかがあればそのモノたちには障害物になってしまう。
そして、霊体が行き先に迷ってしまう。
もしかしたらその中には悪意を持った霊体もいて、関係ないものを連れて行こうとしているかも知れません。

Bはほぼ毎日エレベーターを使っていますが、ある時にその人形が無くなっていたことがあったそうです。

管理人さんが新しく人形を持ってきてまた吊るしました。

Bはその時聞いてみたそうです。
「交換されたんですか?」と。

すると管理人さんは一言だけ「持ってかれた」と言われたそうです。

A「誰かが持って行ったとかじゃないの?」

はじめはBもそう思ったそうですが、前にあった人形は特に新しい訳でもなく、どこにでもあるものに見えたそうです。自分だったら特に欲しいとは思わない、酔っ払いが持って行ったかもしれないけど、と。

B「たぶんあの人形は身代わり人形なんだと思う、それで代わりに持っていかれちゃうんだろう。」

A「人の代わりに、ってこと?」

幸いBは霊的なものを見たりしたことはないそうですが、知らないうちにエレベーターの中で人ではないものが一緒に乗っていたら、と思うと背筋が寒くなるそうです。


投稿者:ぬこ