こんにちは。

前回古いトンネルを投稿した者です。

今回も知人のA(20代、女)のお話です。

今回は、Aが働いていたところで起きた事です。

就業場所では店長と社員の男の人が1人、それとAの3人で仕事をしていました。

写真屋さんだったので、写真の現像のお客さんやカメラやレンズを買いに来る人、証明写真の撮影などをしていたそうです。

一番多いのが写真の現像で、お客さんからフィルムを預かって専用の機械で紙媒体の写真にしていきます。

最後に写真を一枚ずつチェックしていくそうなのですが、
一面真っ黒なもの(フィルムの緩行?が原因)やひどいピンぼけは一応確認して、お客さんに判断してもらうものもあるみたいですが、どうしても見せれない写真があるそうです。

明らかに不自然な写真、世に言う心霊写真と言われるものではないかという写真もあったそうです。

例えば、ピースをした1人の男性の後ろにぴったりと重なるように立っている人影、男性の肩などからボサボサの長い髪の毛が見えていたので、女性だと思った。など数は少ないですが、そんな写真もチラホラあったそうです。

そんな中、1人で普通に作業していたA。
ふと気がつくと機械と機械の間から、ボロボロの服を着た髪の毛がボサボサのお婆さんがこちらを覗いているのが一瞬だけ見えたり、とかいう事があったそうです。

お客さんもよく出入りするので、霊体の出入りも多いのかと思いました。

こんな日は早く帰りたいのですが、そんな日に限ってやらないといけない仕事があったりするのです。
社員の男性は帰ってしまい。
店長と最後まで仕事をしていました。

店長とは別の部屋で仕事をしていたA、また見られている感じがしたそうでそちらを向くと、やはりあのお婆さんでした。

霊感が少しあるだけで何もできないA。
放っておくしかできなかったそうです。

ですが、そのお婆さんから目線を外し、仕事に集中しようとした時、お婆さんと違う者が目に入ったそうです。

部屋の隅に身長が高く手足の長いスーツ姿の男がこちらに背を向けて立っていたそうです。
一言で言うなら細長い男。
普通の人が縦に引き伸ばされた様な姿でした。
「え?」
こちらに背を向けたままで立っているので顔はわかりません。

その異様なモノを見てAの体は動けないのか動かないのかよくわからなくなり、ただその男から目が離せずに心臓はすごく早く鼓動していて、空気がピリピリする感じでした。

男がゆっくり振り向こうと顔を動かし出しました。

見たらダメだ!と直感で思ったそうですが、見たくないけど目を閉じれない。

男がこちらに顔半分向けた時に、Aは記憶が途切れたそうです。

次に気づいた時は、自分の隣で店長が焦っていたそうです。

店長が部屋に来るとAが膝から倒れたそうで、貧血だと思ったそうです。

気絶して男の顔を見ずに済んだと思ったら、ホッとしたそうです。

幸い(?)他の霊体はたまに見たそうですが、その細長い男はあれ以来見なかったそうです。

あのボロボロの服を着たお婆さんは今となってはよくわかりませんが、多分Aに警告をしに来たモノだったのかもしれません。

Aの勘違いかといえばそうだと思いますが。

職場の同僚の時もそうでしたが、あっち側ってすごく近いとこにあるんだなって思いました。

それと職場の同僚で言っていた私の耳鳴りはたまにしますがその程度、特に何かあったということはありません。


投稿者:ぬこ