ある日、紅葉を見たくなり車で1時間くらいかけた山の中まで出かけました。
一緒に行ってくれるような恋人もいないので一人で行きました。
道中、トンネルが2か所ある通りがあり、怖いなと思いながら車を走らせていました。
ですが別に道中なにかあったわけでもなく、紅葉も見終わり日も暮れてきたので帰ることにしました。
帰りの道中、トンネルが2か所あるところに差し掛かり、トンネルに入る前の交差点でみんな曲がっていき、前後に車がなく少し寂しい思いと不安を覚えながらトンネルの中に入りました。

トンネルの中を走っていると目の前に黒い猫が道路の真ん中にいるのを見つけて、ブレーキを踏もうとしました。
が、その時左足を急にガシッと掴まれました。
慌てて右足でブレーキを踏み、黒い猫をひかずに済みました。
ふぅとひとつため息をついて目の前の黒い猫を見てみたら黒い猫ではなく、髪の長い女の人の首が横にゴロンとおいてあり、ニヤァと笑い私を見ていました。


投稿者:ぺるり